本年もお世話になりました
- 2010/12/31
- 07:00
週末に風が吹き荒れて、また穏やかな時間帯もあったのに天気予報に騙されるなどあり鳥写真の在庫は払拭気味なのだが、せっかく鳥で続いているところなので年内最後まで鳥で通してみる。半月前の舞岡公園で撮ってあった、モズ。元がだいぶ色被りしていたこともあり、レタッチを加えている。この日はとてもモズが目立っていたのだが、今週はもうそんなことはなかった。あんまり集中してしまったので分散でもしたのだろう。さて、今年...
ヤマガラの後頭部
- 2010/12/30
- 11:30
マヒワやカシラダカを撮りながら、四季の森公園から歩いて行った新治市民の森で撮った写真。ヤマガラは可愛くて出会えば私はつい撮ってしまうのだが、そういう意味ではどうと言うことはない、いつものカット。ところが次のカットが妙に気になった。ヤマガラの後頭部って、こんな配色だったっけ?それで過去の写真を当たっていくと、過去にブログに掲載した中でもにぃにぃ の3枚目とか痛いヤマガラ のやはり3枚目で写っていて、ヤ...
昨日の残念集
- 2010/12/29
- 15:00
昨日はけっこういろんな子に会えたのだが、写真を撮る面では苦しかった。クイナだけは撮影枚数頼りで大きめに載せる気になるカットを得られたけれど、他の子だってそれぞれ厳しく、そもそもほんの僅かなシャッターチャンス。悔し紛れに、撮ったまま、敢えてノーレタッチ・ノートリミングの単純縮小で載せて、愚痴を並べておきたい(笑)1枚目はシロハラ。ようやく地上に降りてくるようになったようだが、北側に向いた沢の急斜面で落...
幾度狙っても厳しい!
- 2010/12/28
- 17:00
今朝の舞岡公園で断続的に姿を見せてくれた、クイナ。行ってすぐ会えただけで喜ばねばいけないのだろうが、非常に厳しい撮影条件だ。暗いばかりか激しい逆光、そこへ暗い色の顔に黒い目。私の機材では、クイナの姿をファインダーに捉えるだけでひと苦労。この状況ではピントを合わせたいクイナの目など見えていない。それでも過去2回載せた写真より幾分マシなカットを得られたのは、とてつもなく厳しいのをよくよく思い知ったので...
白ジョビ
- 2010/12/27
- 17:00
神奈川の鳥見・鳥撮りの人達の中では、もうだいぶ前から話題になっていた、白いジョウビタキ。アルビノの個体である。珍しい場所にカメラマン集団が居並んでいるのに出会って聞けば白いジョウビタキだとのことで、どこに来たものか私も当初から知っていた。しかし私にしてみれば、普段はジョウビタキに見向きもしないカメラマンさん達が、白いからといっていきなりジョウビタキに群がるというのもどうも違和感があるのも正直なとこ...
近いことは近かった
- 2010/12/26
- 20:00
通り過ぎようとしたとき、微かな物音に引っかかって目を凝らすと、何者かわからないけれど鳥のいるのがわかった。1週間前の山の方でのこと。もう幾度も同じことを繰り返して書く方も気が引けるのだが、山陰は本当に暗い。しかもこのときは探鳥を始めて間もなくで時刻も早い。そして急斜面にできた小さな窪みというか、そんな小さなものを普段はそう呼ばないかもしれないが、やや沢のようになったところの内側。ファインダーでは暗...
チュウサギ不思議体験
- 2010/12/25
- 19:00
今月のある日あるところで、ちょっと不思議な体験をした。以下ここに載せる写真を撮ったのは、すべて D300 に Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL。望遠とはいえ D300 につけて画角換算187.5mm 相当のマクロレンズで、どちらかと言うと仰け反りながら撮った写真だ。私もちょっと冷静を欠き、肝心なところではみ出していたりする。その辺を臨場感と捉えて頂ければ幸いである。1枚目は、小さな池の中を歩きながら採餌して...
改めて、ミソちゃん
- 2010/12/24
- 23:30
少々オヤジ臭いミソちゃんの写真から載せてしまったので、改めて普通の写真を♪鳥撮りで待つのが苦手の私なのだが、どうしたわけかミソサザイのための場合に限ってならけっこう堪え忍ぶ。今回粘ること2時間半、それでお出ましは2度しかなかった。1枚目は初回のお出ましのとき。積み上げられた柴の中というか、小枝の積み上げられた隙間の暗がりに微かに見え隠れしていた時間を除くと、出てきてくれたのはほんの僅かな時間。それ...
至福のカキカキ
- 2010/12/24
- 00:30
今シーズンも来ているらしいということで、行ってまいりました。いやいや、日差しが気持ちが良い。もう人目なんて気にしてられません!う~ん、たまらんっ♪...
目に点
- 2010/12/23
- 07:00
同じ種類の鳥が、なかなか同じに見えない。雌雄や長幼、そして季節での羽の色や柄の変化があるので、慣れないうちはなかなかタイヘン。だけれども、鳥の見た目はけっこう個体差も大きいようだで、このホオジロなんかも時と場合によって凄く違う感じに見えたりする。それに絡めて日曜日の山の方で撮った写真に面白いことを見つけた。元々たいして写りの良い写真ではないので、あまり大きくしないが、目の周りに注目。左右両目とも、...
ヌルデにルリビタキ
- 2010/12/22
- 03:00
ヌルデはウルシ科の木。日曜日の山の方では、道沿いのあちこちで実を沢山つけた房が垂れ下がっていた。そこへやって来たルリビタキ。なんかやけに細身に見えるが、若鳥かな?この日少なくとも4回それぞれ別の場所でルリビタキを撮っているが、その中には瑠璃色の鮮やかな成鳥の雄はいなかった。また4回中3回がヌルデ絡み、そしてこの写真を撮ったときだけが陽の当たったところだった。...
タナボタカヤクグリ
- 2010/12/21
- 08:00
他のカメラマンさんが撮っているところへ、偶々通りかかったタナボタの収穫が一番大きかった♪日曜日の山の方へのプチ遠征で、私ははじめて会えたカヤクグリ。私の見ている範囲ではアオジを例外として、鳥たちの多くはこの季節まだあまり地べたに降りてこない。カヤクグリは調べてみれば樹上でも地上でも採餌するとのことだが、地べたでの採餌が目立つものらしく名前もそういう意味のようだ。体長14センチだから、ミソサザイ・メ...
今年は少ないような…
- 2010/12/20
- 10:00
土曜日は随分歩き回ったせいか、やたら早くに寝てしまい真夜中に目覚めた。日曜日は鳥撮りに行くか行くならどこか決めてからもう少し寝ようと思ったのだが、そこで突然思いついちゃったプチ遠征。乗物の時刻を調べるなどけっこう手間も要るので、そのまま準備にかかって飛び出せば丁度良い♪そこへ鳥撮りに行くのは3度目、山の方である。その山道に入ってすぐ軽装備で鳥を撮る女性と、なんとすれ違った。始バスで駆け付けた私がよ...
落ち着きのない子
- 2010/12/19
- 12:00
昨日のハイライトは、カシラダカ。さほど珍しい子じゃないというか、ときと場合によってゴッチャリ居るのだが、写真に撮るとなるととてもやっかいなヤツである。以前フェイク連発?なんて書き方もしたけれど、木の枝にとまっていても、じっとしてない。ある意味でウグイスと対極。ウグイスの場合、その辺に居るのがわかっても頻繁に動き回るその幅の広さが難物。かたやカシラダカの場合、同じ場所に長いこと踏み止まる癖に、周りを...
やっと会えたけど遠い
- 2010/12/18
- 17:00
神奈川県では今シーズン目撃情報の目立つ、マヒワ。しかし私は待つのが苦手。目撃情報の多いところだとて行けば会えるというわけはなく、だから私は会いたいとは思いつつも偶然の出会いを期待するよりなかった。絶好の鳥撮り日和が予想された今日、以前に一度試みたのと同様、四季の森公園から新治市民の森へ抜けることにした。そしてその間の経路を、前回さして面白くなかった部分で別ルートを模索してみることにした。正直なとこ...
飛んできたツグミ
- 2010/12/18
- 02:30
一昨日横浜市営地下鉄の舞岡駅から地上に出て写真を撮り始めたのが7時20分頃。この季節、日の出からまだせいぜい30分しか経っていない。周りの尾根の天辺の木々の梢にも、まだたいてい陽が当たっていない。これ以上早く行動しても流石に暗すぎてどうにもならないので、まずは理想的な鳥撮りスタート時刻である。前日まで天気が悪かったせいで、地面はややぬかるみ気味。そのおかげか、ランニング・ウォーキング系統の人の姿が...
気付いてなかった
- 2010/12/17
- 11:30
土曜日の相模川というか相模三川公園というか。7時半頃から約1時間の探鳥だが、途中で入り口と呼べないようなところから相模三川公園の中に入るのだが、その前も後もなかなか楽しい。ただこのくらい早い時間帯でないとかなり多くの人が行き来するようになって、私の探鳥には甚だ都合が悪くなる。ところがこの日は私にとっての前半戦、まだ相模三川公園に入る前の段階で、やたらに鳥撮りカメラマンが多かった。これまでの経験だと...
急降下
- 2010/12/16
- 13:30
私は機動性優先のマニュアルフォーカスですから、藪には強いけれどカワセミダイビングを撮るには向かない。だからこのくらい撮れたのはかなり上出来♪ホバリングから急降下にかけての3連写で、水面までは追い切れなかった。実は右側2枚は画面右上隅から、左側は画面の左下隅から 1,000×3,000 ピクセルをトリミングで切り出して5分の1縮小したもの。距離は近かったので、鳥撮りサブ機の D700 と Ai Nikkor ED 300mm F4.5S (IF) ...
身軽にもほどがある!
- 2010/12/15
- 19:30
カメラマン的には「ええかげんにせいよ」ってなところ。重力なんか関係ねいって風情ではエナガの方が上回るかもしれないが、メジロの場合は体の柔らかさも加わっている。鳥のように空を飛べたらいいな・・・って空想があるけれど、ワシタカ類のように飛ぶのとツバメのように飛ぶのとメジロのように飛ぶのでは、飛ぶことの意味が随分違う筈だ。あなたなら、どれがいいですか?面白いので載せたけれど、1枚目はメジロの姿が鮮明とい...
鳥撮りの途中で
- 2010/12/15
- 02:00
鳥撮りで目的地に到達すると、そこで私は状況が許す限り腰を据えて鳥撮り装備を手早く調える。テレコンを含めたレンズの交換は勿論だが、カメラの設定もさまざまに(装着したレンズ情報の選択・連写・感度)それを2台分行うし、鳥が日向の明るい場所に出てきたときと日陰にいる場合でシャッタースピードがどの程度になるか把握したり、更に焦点距離の長いメイン機の方にはスポットファインダーを装着して位置調整を行うなど5~1...
シメが増えた♪
- 2010/12/14
- 12:00
先月上旬から姿を目にしていたが、風邪で鳥撮りに行けぬ間にシメの数がだいぶ増えたようだ♪木々も葉を散らし写真も撮りやすくなった。とはいえ、多くの鳥はまだあまり地上に降りてこない。シメやツグミについて言うなら、樹上高くに木の実など餌があるので、まだあんまり地べたに降りて来ないのだ。高いところにいるシメちゃんは、寄ると直立気味の姿勢を下から仰ぐことになって、やけに撮り辛い。モズと異なり梢の天辺にはとまら...
空振りからの救世主♪
- 2010/12/13
- 13:00
横浜自然観察の森は、神奈川県東部としては割と珍しい子に会えることがあるものの、鳥影はけっして濃いとはいえない場所である。そんなことは先刻承知。しかしこれだけ収穫に恵まれなかったのも久しぶりだ。以前かなり酷かった時でも、シロハラとかホオジロくらいには会えたと記憶している。普段なら、そんなカウントに入らないアオジさん。でも今回は君のおかげで空振りにならずに済んだようだ♪これがないと、あとはエナガのお腹...
駅前のカワラヒワ
- 2010/12/12
- 17:30
カワラヒワというのは良く電線にとまる。困ったものである (^.^;※ カメラマンの愚痴だけど(笑)人間が関心を向けると警戒して逃げるのは、どんな鳥もたいてい同じ。そんな高いところにいるのだから心配ないじゃないかと思うのは人間の勝手で、多くの鳥はそれでも嫌がって逃げる。スズメやカラスでさえ同じだ。それでも地べたにいるよりは高いところ、姿を晒してしまう場所よりは枝葉など遮るもののある場所でなら少しは安心している...
枝振りもなかなか♪
- 2010/12/11
- 05:00
先に載せた小石川植物園のイロハモミジは、園内北側の高いところの平地にある並木道で撮ったもの。道の両側から紅葉のトンネルを作るイロハモミジは、手頃な高さの木なので葉っぱを切り取るような撮り方をするにも魅力的なところ。しかし小石川植物園にはイロハモミジの巨木もある。この辺は園内を東西に貫く崖の下。こういう巨木は新宿御苑の方が数あって見事だが、写真を撮ろうとすると人も多くてなにかと都合が悪い。こちら小石...
一面黄色
- 2010/12/10
- 12:00
小石川植物園の中には、イチョウの巨木が何本もある。並木ではなく、あちこちに、ぽつぽつ。園の中程を東西に貫く急斜面を鳥の姿を探して歩いたときなど、そこのイチョウは雌株だったので、一歩毎に銀杏を2~3粒ずつ踏み潰さざるを得ない結果になった。防水性の高いウォーキングシューズを履いていたのは幸いで、そうでなければ酷いことになっていた筈だ (^_^;もう帰り際、池の畔に聳え立つイチョウの周りはもう一面黄色の世界...
背が高くなったヒマラヤザクラ
- 2010/12/09
- 15:00
3年近く前にも撮って載せている、ヒマラヤザクラ。そのときと比べると随分背が高くなった。しかも日曜日には、ちゃんと花開いているのは天辺の方ばかり。手が届きそうなところにも僅かにあるのは蕾ばかりで、どうしても遙かに見上げてしか撮りようがなかった。D300 に Ai Nikkor ED 300mm F4.5S (IF) と、たしか接写リングも挟んでいた筈だ。裏側に蕾が妙に重なってよろしくないが、紅葉だって同じといえば同じなのだがこの距離で...
exhibition (10)
- 2010/12/08
- 14:30
魅力的な小枝があったのだが、凄まじく撮りにくい場所。腹筋や背筋が笑い始めるまでアクロバティックかつ執拗に狙ってみたのだが、苦労した甲斐くらいはあったかな♪D300 に Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZF で撮ったカット。...
ハナヒョウタンボクの実
- 2010/12/07
- 15:30
日曜日の小石川植物園で見つけた赤い実。ハナヒョウタンボク。他のものに惹かれて少し藪っぽいところへ踏み込んでいたのだが、ふと気付くと冬の日差しを透かした赤い実が枝に沿って並んでいた。2本並んだ木の周りを巡って探したのだが標識は見つからず。それでもまあ、こんな目立つ赤い実なら名前も簡単に調べがつくだろうと思ったのは甘かった。なお、ハナヒョウタンボクの他にヒョウタンボクというのもあって、かなり見分けが付...
三渓園外苑の紅葉
- 2010/12/06
- 15:30
内苑だ外苑だと言うのは、以前は三渓園の入場料が2段階になっていて、外苑だけなら¥300、更にそのさき内苑まで入るにはもう¥300 という料金になっていた頃の名残である。今は内苑・外苑の区別なく入園料¥500 で、変更時には値下げだと強弁していたけれど、外苑だけ見て帰ることの多い私には値上げである。ただ紅葉に関してだけは内苑・外苑ともに見たいところだから、この季節には良い♪さて、その三渓園外苑の紅葉のポイントは...
カメラを忘れた!
- 2010/12/05
- 21:00
今日カメラを忘れたことに気付く直前の写真。写真を撮ってるじゃないかって?小石川植物園に到着して園内の道を登り始めたところで、まず最初にナンテンの実に反応した。落ちたか鳥に喰われたかして、だいぶ疎らになっている。ちょっと寄りにくい場所だったので、まずは Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL を付けた D300 でさんざん撮ったうちの1枚が掲載写真である。それじゃあ Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZF ...